病院クラスター「拡大」...福島県最多12人に 会津医療センター

 

 県などは15日、会津美里町に住む60代の自営業男性と南相馬市の50代女性、郡山市の30代女性の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。会津美里町の男性は福島医大会津医療センター付属病院(会津若松市)への入院歴があり、病院のクラスター(感染者集団)は計12人に拡大。クラスター化した人数は県内最多となった。

 会津美里町の男性は新型コロナとは別の病気で入院。5日に退院したが、陽性が確認された患者と同じ病室で過ごしていた。症状はなく入院中。会津美里町での感染確認は初めて。

 県は15日までに、感染が判明している入院患者と同じ病棟の患者20人(退院者を含む)と、病棟に出入りするなどした職員41人の陰性を確認した。今後も検査を続ける。

 南相馬市の女性は、陽性が判明した人と接触した可能性があるとして14日に保健所に相談した。郡山市の女性は10日以降にせきなどの症状が現れた。南相馬市の女性に症状はなく、郡山市の女性は軽症。2人とも入院予定。

 県によると、県内では15日に過去最多となる333件のPCR検査が行われた。県内の感染確認は30日連続で計214人。

 県内4人退院

 県は15日、南相馬市の自動車リサイクル業「シマ商会」従業員の20代男性と環境省発注の工事に従事する30代の作業員男性、郡山市の湖南小中学校に通う女子、相馬市の磯部中に通う女子生徒の4人が退院したと発表した。