濁った水中...「ドローン」訓練 猪苗代湖、水難救助へ導入検討

 
ボートから水中ドローンを猪苗代湖に放つ参加者

 会津若松地方消防本部は16日、会津若松市湊町の猪苗代湖田面浜で水中ドローン(小型無人機)の訓練を行った。水難救助への活用に向け、水中ドローンの有効性を確かめた。

 6月に行ったプールでの訓練に続き、泥で濁った湖でドローン本体の操作性やカメラによる映像の見やすさを検証した。同消防本部では6日に猪苗代湖中田浜で4人が死傷する事故が起きたことも踏まえ、水中ドローンの導入を検討する。訓練を見守った鎌倉司消防長は「人が潜れない場所の捜索だけでなく、職員が長時間潜れない冬場の捜索にも役立つ」と期待を語った。

 訓練には、ドローン事業を手掛けるスペースワン(郡山市)が協力した。沖合100メートル、水深約20メートルの地点に要救助者がいるとの想定でボートに乗った参加者が、目印に設置したブイ近くでドローンを放した。陸上にいる参加者がドローンを操作し、要救助者に見立てた重りを捜した。

 同消防本部によると、県内の消防本部で水中ドローンを導入している例はないという。