国家資格「危険物取扱者」最難関甲種に合格 勿来工高3年生2人

 
全種類の資格取得が記された免状を手にする鈴木さん(右)、箱崎さん

 いわき市の勿来工高工業化学科3年の鈴木陽登(はると)さん(18)、箱崎雄太さん(18)は、危険物の取り扱いや保安などに必要な国家資格「危険物取扱者」の中でも最難関で、全ての種類の危険物を取り扱える甲種試験に合格した。

 さらに、高校在学中に丙種、乙種1~6類、甲種の全ての危険物取扱者試験に合格する快挙を達成。鈴木さんは「全種類を取得できてうれしい」、箱崎さんは「難しい試験だったが、その分の達成感がある」と喜びを語る。

 同校OBの兄も全種類を取得した鈴木さんは、試験の4カ月前から計画的に勉強。ウエイトリフティング部に所属する箱崎さんは、忙しい部活動の合間に自主学習に取り組んだ。 

 全種類合格を目指し、資格の取得状況を互いに意識し合い、切磋琢磨(せっさたくま)した2人。箱崎さんが練習中に「コンクリートの床に化学式を書いて覚えていた」と振り返ると、茶道部の鈴木さんも「表情には出せなかったが、実は稽古中も化学式が頭に浮かんでいた」と明かした。

 部活動が終わってから、2人で自主学習に取り組む姿を見ていたという芳賀菊博校長は「ほかの生徒の励みになる」と期待した。