「豚熱感染」新たに3頭確認 若松で死んでた野生イノシシから

 

 県は18日、会津若松市で死んでいた野生イノシシ3頭の豚熱(CSF)感染を新たに確認したと発表した。3頭が発見された場所を起点に半径10キロ圏内には2カ所の養豚場があるが、県の聞き取り調査で豚への異常は確認されなかった。県内での野生イノシシの感染は計4頭となった。

 県は会津、南会津両地域の農場でワクチン接種が完了しているため、新たな豚の移動制限区域は設定しない。引き続き県内全ての農場に対し、飼養衛生管理基準の順守や野生鳥獣の侵入防止を指導し、飼養豚の感染予防に万全を期す。

 県によると、3頭は16日に同市の畑や側溝で見つかり、中央家畜保健衛生所(玉川村)の検査で17日に陽性が分かった。

 県内では9日に同市で県内初となる野生イノシシの感染を確認。14日から会津地域の農場でワクチン接種が始まり、17日に13農場の約1万5千頭に接種した。18日以降、県中・県南地域から全県に拡大し、年内に67農場の約11万4千頭への接種を終える方針。