復興副大臣就任・亀岡偉民氏に聞く 国際教育拠点、前に進める

 
「新たな10年に向け結果を出す」と語る亀岡氏

 文部科学・内閣府副大臣から横滑りし、18日に復興副大臣に就いた亀岡偉民氏(65)=自民、衆院比例東北=に抱負を聞いた。

 ―来年3月で震災から10年となる。意気込みを。
 「新たな10年のスタートに向け、結果を出さなければならない。浜通りに整備を検討する国際教育研究拠点を含め、福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想の具体化を国がしっかりと支えて前に進めていく。福島医大の復興プロジェクトを支援できる体制もつくりたい」

 ―東京電力福島第1原発事故で避難指示が出た12市町村の復興が課題だ。
 「12市町村と大学などの研究機関、民間企業が連携を強め、広域を巻き込むことで効果が上がる。復興を進めると同時に、コロナ禍で経済が停滞している県内全域を活性化していく必要がある。国が主導して連携できるよう努力したい」

 ―第1原発の処理水の処分にどのように取り組む。
 「地元の意見を聞きながら政府の一員として対応しなければならない。新たな風評被害を出さないことを前提に対策を提案したい」

 ―帰還困難区域の復興拠点外の方向性は。
 「国が(拠点内外を)面的に捉える必要がある。菅義偉首相は縦割り行政の打破を掲げており、各省庁の総合力を発揮して取り組む」