「ムクドリ」大幅減!追い払い作戦効果あり? 福島中心市街地

 

 福島市は18日までに、JR福島駅を中心とした半径約500メートルの市街地でムクドリやカラスの大幅な羽数減少を確認した。市は15日から17日の3日間にわたり、追い払い作戦を実施した。

 追い払いに協力した鳥類の生態に詳しい信州大の中村浩志名誉教授(鳥類生態学)の推測では、活動2日目の16日にはムクドリが約千羽、3日目の17日には約300羽に減ったという。

 中心市街地にはムクドリ約1万羽などが集まり、ふん害や鳴き声による騒音の原因となっている。追い払いではロケット花火や爆竹、拍子木を鳴らしたり、タカの剥製などを置いたりして鳥に恐怖感を与え、生息区域を山へ移すように促した。

 市の担当者は「ムクドリやカラスは音に敏感になっているので、今は手をたたくだけで逃げる。街は安全な場所ではないと認識させるため、手をたたくなどの追い払いに協力してほしい」と呼び掛けている。

 鳥が市街地の別の場所に移動したらそこでも追い払い、最終的に郊外に寝床を移すように根気強く取り組むことが重要という。市は町内会と体制づくりを図りながら、定期的に追い払いを継続する。