豚熱「感染」新たに野生イノシシ1頭 若松で発見、県計5頭に

 

 県は19日、会津若松市で死んでいた野生イノシシ1頭の豚熱(CSF)感染を新たに確認したと発表した。発見された場所を起点に半径10キロ圏内には養豚場が1カ所あるが、豚への異常は確認されなかった。県内での野生イノシシの感染は計5頭となった。

 県によると、野生イノシシは17日に同市の畑で見つかり、中央家畜保健衛生所(玉川村)の検査で18日に陽性と判明した。会津、南会津両地域の農場でワクチン接種が完了しているため、新たな豚の移動制限区域は設定しない。

 これまでに感染が確認された5頭はいずれも会津若松市で見つかっており、県は会津地域ではある程度、野生イノシシの豚熱感染が広がっていると分析。今後は18日からワクチン接種が始まっている県中・県南地域をはじめとする他地域の野生イノシシに対する検査も進め、感染範囲の把握や拡大防止に努めるとともに、引き続き県内全ての農場に対する指導を行い、飼養豚の感染予防を図る。