福島県内初の『児童思春期病棟』 郡山・あさかホスピタル新棟

 
児童思春期病棟に整備された学習室

 あさかホスピタル(郡山市)の新棟「森の棟」の竣工(しゅんこう)式は20日、同市安積町の現地で行われた。新棟には、県内初となる「児童思春期病棟」を整備し、子どもたちの心に向き合った精神科医療の充実を図る。

 児童思春期病棟は、4階建ての新棟の最上階に設けた。保護者から虐待を受けたり、引きこもり状態が続いたりして心の悩みを抱えている中学、高校生を中心に入院治療を行う。病室は全室個室とし、学習室や図書室などを備え入院中の学習環境を整えた。来年1月の本格的な運用を目指す。

 新棟は、延べ床面積約7300平方メートルで、病床数は142床。児童思春期病棟のほか、1階にデイケアセンター、2階に合併症病棟と透析センター、3階に認知症治療病棟を設けた。新棟は今後も増設工事を行い、地域包括ケア部門などを集約する。

 竣工式では、佐久間啓理事長・院長が「地域の方の健やかで幸せな心のために、安心して利用してもらえる病院になるよう、職員一同頑張っていきたい」とあいさつした。福島民友新聞社からは中川俊哉社長が出席した。