会津藩家老・佐川官兵衛しのぶ 若松、顕彰碑前で献花

 
顕彰碑前で行われた献花

 幕末の戊辰戦争で奮戦し、その勇猛さから「鬼官兵衛」とも呼ばれた会津藩家老佐川官兵衛を顕彰している佐川官兵衛顕彰会(事務局・会津武家屋敷)は21日、会津若松市の鶴ケ城公園三の丸跡地にある顕彰碑前で献花し、会津の礎を築いた先人の墓参りも行った。

 佐川が戦死した熊本県から寄贈された石で2001(平成13)年に顕彰碑が建立されて以来、毎年顕彰碑前祭を行ってきた。

 今年は新型コロナウイルス感染症の影響を配慮して碑前祭は中止したが、会津武家屋敷を運営する素対館と武家屋敷の役職員のみが参加し、素対館の相坂茂社長が玉串、川田忍副社長が花をささげ、佐川の遺徳をしのんだ。

 先人の墓参りでは、戊辰戦争で会津藩の責任を一身に背負い自刃した萱野権兵衛、会津藩の誇りを守ろうと留学先の福岡県で16歳で自刃した萱野の次男郡長正の墓がある天寧寺、戊辰戦争時に集団自刃した西郷家一族の墓がある善龍寺、会津発展の礎を築いた田中玄宰が眠る小田山などを巡った。