双葉でシェアサイクル開始 一時帰宅者の負担軽減や利便性向上

 
「便利で環境に優しいシェアサイクルを利用してほしい」と話す田中主幹=JR双葉駅東口

 東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示が一部解除された双葉町は20日、新たな公共交通として注目される「シェアサイクル」を町内で開始した。自転車を共有で利用する仕組みで、一時帰宅する町民の負担軽減や来訪者の利便性の向上を図る。

 自転車専用のサイクルポートが、JR双葉駅東口と町産業交流センターの2カ所に設けられている。貸し出し手続きは不要で、100円玉を入れて鍵を外し、そのまま利用できる。自転車をサイクルポートに戻し、鍵を掛けると100円玉が返却される。

 駅前にはカーシェアリング事業の軽自動車が配置されているほか、今後、コミュニティーバスの運行も計画されている。

 町復興推進課の田中聖也主幹は「公共交通をさらに充実させ、環境に優しく、便利なまちを目指したい」と話す。自転車の利用時間は午前6時~午後9時。問い合わせは同課へ。