裏磐梯撮影はライフワーク 水中写真家・中村さん、北塩原でトーク

 
「裏磐梯の撮影はライフワークの一つ」と語る中村さん

 水中写真家の中村征夫さん(75)は20日までに、北塩原村の裏磐梯高原ホテルで開かれたトークショー「五色沼の神秘」に登壇し、磐梯山噴火によって形成された五色沼湖沼群の魅力を語った。トークショーは、同ホテルで開催中の「中村征夫写真展 五色沼の魅力にせまる」の関連イベント。

 中村さんは秋田県出身。独学で水中写真を始め、ルポ「全・東京湾」などで1987(昭和62)年度の木村伊兵衛写真賞を受賞した。

 環境問題や水中写真に関する著書・写真集などが多数あり、テレビ番組の撮影も手掛けている。

 「裏磐梯の撮影はライフワークの一つ」と語る中村さん。磐梯山噴火から100年目を迎えた88年に、カメラ雑誌の撮影のため、環境庁(当時)の許可を得て、五色沼に潜り水中撮影を行った。それ以降、写真やテレビ番組の撮影のため、裏磐梯の自然をカメラに収め続けてきた。

 トーク中、中村さんは撮影のエピソードを明かしながら、静寂で神秘的な五色沼の水中写真や植物の生態などを紹介。「これからも裏磐梯の四季や自然、動植物を撮りたい。いつかまた写真展を開きたいし、裏磐梯の写真集も出したい」と語った。