避難の経緯紙芝居に 郡山で大熊町民有志が上演

 
原発事故による避難の経緯や町に伝わる昔話などを紹介した公演

 大熊町から会津若松市に避難する町民有志らでつくる「おおくま町物語伝承の会」は17日、郡山市中央公民館で「絵おと芝居」を上演し、紙芝居や音楽を通して避難の経緯などを伝えた。

 同会とNPO法人みんぷくの共催。同会は風評、風化の防止を目的に、町の昔話や原発事故による避難者の自伝を紙芝居などにして発信している。東京や会津若松市でも上演しており、今回は4回目の舞台。約100人が訪れた。

 公演は「恩義」と銘打ち、避難者を温かく迎えてくれたことへの感謝を込めた。震災で人生が一変した「おふくろ」の物語や避難先で優しくされたり、差別的な言葉を浴びせられたりした大熊中の生徒の経験談、町に伝わる「天狗伝説」などを紹介した。