桃使った高級食パン まちなか夢工房販売、紙袋に古関ゆかりの地

 
デザートパン夢詰麦を持つ斎藤施設長(右)と、自らデザインした紙袋を持つ大竹さん

 シャローム福祉会のまちなか夢工房(福島市)は22日、市内の事業者がフリーランスと共同で商品開発に当たる市の「ピンチをチャンスにプロジェクト」を活用して開発した「デザートパン夢詰麦(ゆめつむぎ)」の販売を始めた。

 太田果樹園(同)の桃を使った天然酵母で焼き上げた高級食パン。まちなか夢工房はこのプロジェクトで、楽膳(同)代表社員でデザイナーの大竹愛希さん(41)と共同開発に当たった。

 大竹さんはパンを入れる紙袋をデザインし、福島市出身の作曲家古関裕而ゆかりの地を紹介する市中心部の地図をあしらった。大竹さんは「パンをきっかけに、古関ゆかりの地を散歩してもらいたいと考えた」と狙いを語った。

 パンは1個1500円。22日に福島市のJR福島駅西口広場などで開かれた「とっておきの音楽祭」の会場で販売を開始した。1個販売するごとに同音楽祭に100円寄付する。今後はまちなか夢工房と県観光物産館で販売し、次回の音楽祭に向けて寄付を続ける。

 斎藤功施設長(38)は「古関が愛した福島市で音楽活動を展開する団体を支援していきたい」と話した。