顧客から2000万円詐取疑いで元郵便局員逮捕 被害は1億円超か

 

 顧客にうその話をして現金をだまし取ったとして、伊達署は23日午前7時30分ごろ、詐欺の疑いで伊達市、元梁川郵便局(伊達市)高齢再雇用社員で、会社員の容疑者男(61)を逮捕した。県警は容疑者が郵便局の立場を悪用し、十数人から計1億円以上をだまし取った可能性があるとみて、詳しく調べる。

 逮捕容疑は昨年6月と8月、伊達市の高齢男性顧客に「自分にしか買えない郵便局の株がある。1年で3%の利子が付く」などとうその話をして、現金計2000万円をだまし取った疑い。容疑者は容疑を認めているという。県警や日本郵便東北支社によると、容疑者は当時、梁川郵便局で貯金や投資信託、生命保険契約などの渉外営業を担当。現金は男性宅で受け取っていたという。

 昨年10月に顧客の一人が別の郵便局社員に「(容疑者に)お金を預けている」と相談したことで発覚。同社は11月に容疑者を懲戒解雇処分とし、県警に告発していた。伊達署は県警捜査2課などと捜査した。