常磐道4車線化と新道建設へ署名活動開始 浜通りの5JCなど

 
浜通りの道路環境整備へ「浜ONEプロジェクト」の署名開始を発表した西本実行委員長(中央)と各JC関係者

 常磐道を応援する女性の会と浜通り5青年会議所(JC)は、常磐道の早期4車線化と、郡山市と双葉郡をつなぐ高規格道整備の実現を目指し「浜ONE(ハマワン)プロジェクト」を立ち上げた。実行委員会が23日、いわき市で会見し、10~11月の2カ月間で10万人以上の署名を集め、国、県に提出する計画を発表した。

 県内の常磐道の4車線化は、いわき中央インターチェンジ(IC)―広野IC間の27キロの工事が進んでいるが、広野以北は一部を除いて片側2車線。さらに、郡山市―双葉郡間の高規格道が整備されることで浜通りの交通の便が向上し復興の加速につながるとして、実行委を組織した。

 相馬、原町、浪江、南双葉、いわきの浜通り各JCと女性の会が一体で署名活動することで、震災と原発事故から10年を前に、浜通りの現状を発信し、県内外からの協力を促す。

 署名は、行政や企業、浜通りの住民、全国のJC関係者を中心に展開する。新型コロナウイルス感染症の感染防止のため、電子署名も活用する。

 西本由美子実行委員長は「道路がつながることで住民の安心が生まれる。復興の今を知ってもらい、全国から力を貸してほしい」と思いを述べた。会見には各JCの代表が同席した。

 署名は、選挙権を持つ18歳以上が参加できる。電子署名は10月1日を前に、先行して受け付けている。問い合わせは実行委事務局・NPO法人ハッピーロードネット(電話0240・23・6172)へ。