只見線沿線の橋やトンネル、土木遺産に申請へ 来年度認定目指す

 

 JR只見線の新たな魅力発信と観光振興に向け、福島県と沿線自治体でつくる只見線利活用推進協議会は、沿線の橋やトンネルなどを優れた土木建築をたたえる土木遺産に申請する。来年度中の認定を目指し、橋りょうなどを紹介するパネル展なども予定している。

 土木遺産は土木学会が後世に伝えるべき土木建築として毎年全国で20カ所程度を認定している制度で、完成から50年以上の土木建築が対象。県内では西根堰(福島市など)や磐越西線など6カ所が認定されている。

 只見線で認定を目指すのは、第1~第5、8只見川橋りょうや大谷川橋りょう(三島町)、滝谷川橋りょう(柳津町・三島町)など沿線の橋りょうやトンネル。2011(平成23)年の新潟・福島豪雨で第5只見川橋りょう(金山町)の一部と第6、7橋りょう(同)が流失しており、橋りょうはこれ以外の部分が対象となる。

 同協議会が来年3月に申請し、審査を経て同9月にも認定可否が決まる。県は「認定を通じて観光、学習振興が見込まれるとともに、地域の方に魅力を再発見してもらうきっかけになる」としている。

 24日の9月定例県議会で、自民党の佐藤政隆議員の質問に渡辺仁生活環境部長が答えた。