新型コロナ感染「最多10人」...感染対策を維持、諦めないで実践

 

 県内で1日としては最多となる10人の新型コロナウイルス感染が発表された25日、県アドバイザーの金光敬二福島医大教授は「感染対策の機運を高めて維持しなければならない。諦めないで実践することで、急激な増加は起こらないと考えている」と呼び掛けた。

 金光氏は「県全体で何人の陽性者が出るかは、県民の一つ一つの行動の総和」と指摘。人の動きが徐々に活発になる中、「飲食店などマスクを取らざるを得ない環境では、より注意することが重要。感染対策にはマイナスなんだという意識で生活していかないと、クラスター(感染者集団)につながってしまう」と警鐘を鳴らした。

 また、10人のうち棚倉町の30代女性は、8月21日に濃厚接触者として実施したPCR検査と、同25日に息苦しさなどの症状があって実施したPCR検査でいずれも陰性だった。金光氏は、「潜伏期は長くても14日といわれており、1カ月近く経過しているので濃厚接触者から感染した可能性は極めて低い」と指摘。PCR検査に問題があった可能性や全く別ルートでの感染、退院した濃厚接触者からの感染の可能性も挙げた。