「自分らしく発表」 安達中・菊地さん最優秀賞、少年の主張県大会

 
最優秀賞の賞状とトロフィーを手に笑顔を見せる菊地さん

 県内の中学生を対象にした第42回少年の主張県大会は25日、会津美里町で開かれ、「私たちにできること」と題して発表した菊地瑠奈さん(安達3年)が最優秀賞に選ばれた。菊地さんは、動画による北海道・東北ブロックのウェブ選考に進み、上位2枠に入れば同じく動画の全国大会に臨む。

 県青少年育成県民会議、国立青少年教育振興機構の主催、福島民友新聞社などの後援。広く社会に目を向ける機会にしようと、1979(昭和54)年の国際児童年から毎年開かれている。

 菊地さんは、病気と闘う中で優しく声を掛けてくれる看護師から力をもらっていることや、医療従事者が「感染しているのではないか」という偏見や差別でつらい思いをしていることを発表した。その上で「私もみんなの役に立ちたいという気持ちが湧き上がった」とし、生徒会で「学校を笑顔にしよう」と目標を立て、キャッチコピーやマスコットキャラクターの制作に取り組んだことを紹介した。

 菊地さんは「自分らしく、堂々と発表することができた。早く普通の生徒会活動ができることを願っている」と話した。

 大会には、県内115校の1万1097人から応募があり、各市町村民会議の推薦や1次、2次審査を経て、同日は16人が発表。新型コロナウイルス感染症を題材にした発表も多かった。

 同会議の富田孝志副会長を審査委員長に、伊藤俊憲福島民友新聞社若松支社報道部長ら7人が審査した。

最優秀賞以外の受賞者次の通り。

▽優秀賞=鈴木陽(白河南)高野莉歩(伊達)須藤晴音(川谷)斎藤きあり(川俣)松崎里帆子(原町二)
▽優良賞=長尾心花(郡山六)鴻巣桜子(白河二)荒井龍清(小高)先崎愛実(小野)渡辺晴紀(猪苗代・東)小林佑惟子(高田)花見紗和子(塩川)門馬有花(原町二)須藤姫夏(矢吹)小谷田乃愛(表郷)