菅首相、福島県の苦難と再生の道のり視察 双葉の伝承館を訪問

 

 菅義偉首相は、県の記録施設「東日本大震災・原子力災害伝承館」(双葉町)の視察では、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故後に本県が歩んできた苦難と再生の道のりに理解を深めた。

 高村昇館長らの説明で館内を巡り、震災の記憶や原発事故の教訓を後世に伝える展示資料や映像を見学した。視察後、取材に応じた高村館長は、「非常に困難な状況から復興に向けて歩みを進めてきた福島について改めて理解いただけたのではないか」と述べた。

 また、高村館長は、「いまだ3万人超の県民が避難している現実を忘れてほしくない。震災から10年が過ぎたから復興の完了ということは決してない」と述べ、今回の視察をきっかけにして復興政策が充実されることを期待した。