福島・街なか広場西側に「複合商業施設」 2021年5月完成予定

 

 福島市中心部の街なか広場西側に3階建ての新たな複合商業施設「福島市本町ビル(仮称)」が建設されることが28日、関係者への取材で分かった。11月末に着工、来年5月に完成の見通し。テナント入居者は未定だが、飲食店や小売店、オフィスなどを想定している。

 建設が予定されているのは福島駅前通りと国道13号が交わる交差点に面した場所で、東側には街なか広場があり、11月にグランドオープンを予定するテナントビル「Lamp120(ランプイチニーマル)」に隣接する。

 ビルは2棟で南側のA棟は菅原ビル(福島市)、北側のB棟は渡辺奨商店(同)が整備する。賃貸部分の面積はA棟が216平方メートル、B棟が321平方メートル。県都にふさわしい気品と重厚感のある外観が特徴で、夜景にも配慮したデザインとする。

 企画設計者のボーダレス総合計画事務所(同)の鈴木勇人社長は「街中のにぎわい創出に向けた起爆剤になれば」と話している。

 入居希望の問い合わせは創造系不動産(電話03・6277・6653)へ。

 市街地活性化に課題

 福島市の中心部では、JR福島駅東口駅前を中心に市街地の再開発計画が進んでいるが、8月末には駅前の「顔」だった中合福島店が閉店、市街地の活性化が課題となっている。福島駅前通りでは来年4月に開設される福島医大保健科学部(仮称)のキャンパスの建設が進んでおり、東口の再開発では商業施設やホテル、オフィス、公共の交流・集客拠点施設などを備えた大型複合施設が2022年度着工、26年度オープンの計画となっている。