福島・飯坂温泉「みちのく荘」30日営業終了 職員の雇用は維持

 

 地方職員共済組合県支部が運営する福島市の飯坂温泉みちのく荘が30日で営業を終了することが28日、県への取材で分かった。

 県によると、みちのく荘は1973(昭和48)年に開設。近年は売り上げが伸び悩み、施設の在り方について検討を進めていた。2019年度末の欠損金は約1億1000万円。

 同組合が運営する保養型施設は、昭和50年代にはみちのく荘をはじめ全国に46施設あった。ただその後は徐々に減少し、県によると本年度、運営されているのは全国で5施設にとどまっており、年度内には山口県の施設も廃止になる見通しという。

 みちのく荘の廃止により、同支部が運営する施設は「都市型」とされる杉妻会館(福島市)のみとなる。みちのく荘の職員は杉妻会館に異動するなどして雇用を維持する方針。県は「施設の見直しを検討する中で、廃止という結論に至った」(福利厚生室)としている。