90年使用の水道管撤去 会津若松、災害に強く水質向上

 
クレーンで持ち上げられ、撤去される水道管

 会津若松市上下水道局は2日、同市蚕養町付近の月見橋で、滝沢浄水場が給水を開始した1929(昭和4)年から使用していた水道管の撤去作業を行った。

 水道管は鉄製で直径50センチ、橋脚内を通っていた。浄水場から市内中心部へと水道水を90年余り送り届けていたが、老朽化が指摘されていた。

 上下水道局では2018(平成30)年から、橋の北側に古い水道管に代わる水管橋を設置する工事を実施。このほど通水させたため、古い水道管を取り外すことにした。この日の作業では、切断した水道管をクレーンで持ち上げた。運び出された水道管には、外側だけでなく内側にもさびが付着していた。

 新しい水管橋は耐震性が高く、水道管の内部にはさび止めを施しており、40年以上使用できるという。上下水道局の担当者は「災害に強い水道管路の構築が完了し、水質も向上した。これからも、おいしい水を市民に送り続けたい」と話した。