市内各所にアート作品、漆器や茶道具など 会津若松で展示イベント

 
会津大短期大学部の学生らの作品が並ぶ「うるし その可能性と未来」の会場

 会津若松市内の施設や歴史的建造物にアート作品を展示する「あいづまちなかアートプロジェクト」は3日、開幕した。11月3日まで「つなぐ」をテーマに市内各所で作品展などが繰り広げられる。

 実行委の主催。市、市教委の共催。プロジェクトでは漆のアート作品を展示する「会津・漆の芸術祭」と、市が収蔵する美術作品などを集めた「まちなかピナコテカ」を開いている。感染症対策のため、例年行っていたオープニングイベントを中止し、規模を縮小して開催する。

 このうち市歴史資料センターまなべこでは「うるし その可能性と未来」が開かれ、会津大短期大学部の学生らの漆のアート作品など17点を展示。プロジェクトの総合アドバイザーを務める同大学部産業情報学科の井波純教授は「全国有数の漆器の産地である会津から、漆を使った芸術を発信したい」と話した。

 同じくまなべこでは、会津漆器協同組合青年部が制作した野だて茶道具11点などを展示。小椋大祐同青年部会長は「蒲生氏郷は茶人でキリシタン大名だったことから、南蛮漆器の図柄を取り入れた茶道具を作った」と話した。いずれも11月3日(月曜日休館)まで。午前9時~午後5時。入場無料。

 プロジェクトはまなべこのほか、松本家蔵、御薬園、ギャラリー・アブドゥ、市文化センター、会津稽古堂、スペース・アルテマイスターで開かれている。問い合わせは市文化課(電話0242・39・1305)へ。