華やかコスキンの踊り、日本画に 川俣町へ寄贈「世界に発信を」

 
佐久間教育長に日本画を贈る安藤さん(右から3人目)

 日本画創美会長を務める伊達市の安藤精重さん(83)は2日、中南米音楽祭「コスキン・エン・ハポン(コスキン)」など各種イベントに出演する川俣町のダンスグループ「コンフルエンシア・ジュニア」の踊りの様子を描いた日本画を町に寄贈した。

 安藤さんは約40年前、いわき市の飲食店で中南米楽器の縦笛「ケーナ」の生演奏を聴き、「哀愁を帯びた良い音楽だな」とコスキンに興味を持つようになった。実際にコスキンを見て「衣装の華やかさや踊りを絵にしたい」と思い、描いた。

 同グループが福島市の四季の里で開かれた「川俣シャモまつり」に出演し、華麗な踊りを披露した様子が描かれている。グループ関係者から譲り受けた写真を参考に縦1.6メートル、横1.3メートルの大作を仕上げた。日本画は町中央公民館に展示される予定。

 羽山の森美術館で行われた贈呈式で、安藤さんが佐久間裕晴教育長に日本画を贈り、「川俣はコスキンの町。今後とも誇りを持って世界に発信してほしい」と激励の言葉を贈った。佐久間教育長は「町民に広く見てもらい、コスキンの魅力を再発見してほしい」とお礼の言葉を述べた。