地元に愛される元店主など描く 双葉駅前壁画第2弾始まる

 
薬局だった建物の外壁にプロジェクト第2弾の壁画を描くオーバーオールズ

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故に伴い全町避難が続く双葉町をアートで再生させるプロジェクトの第2弾が6日、同町のJR双葉駅近くで始まった。

 7日までの2日間で、薬局だった建物の外壁に、地元に愛されるファストフード店「ペンギン」の元女性店主などをモチーフにした壁画が描かれる。

 地元の建物所有者らの協力を得ながらプロジェクトを進めるのは、企業や飲食店の理念などを壁画で表現する会社「OVER ALLs(オーバーオールズ)」(東京都)。薬局だった建物は、第1弾の壁画「HERE WE GO!!!」が描かれたキッチンたかさきの塀の隣にある。

 初日はオーバーオールズ副社長の画家山本勇気さん(40)ら制作班3人が、高さ約3メートル、幅約6メートルの外壁に白い下色を塗り、ペンギンの元女性店主や同店の名物だったドーナツなどの下絵を描いた。

 同社長の赤沢岳人さん(38)は「東京から来た『派手な兄ちゃん』が適当に描くのではなく、双葉の人たちが『おお、これこれ』と言ってもらえる絵を描いていきたい」と語った。