新型コロナ「誹謗中傷」防止へ 福島県が相談窓口、サイト開設

 
誹謗中傷の防止を呼び掛ける特設サイト

 県は新型コロナウイルスの感染者やその関係者らに対する誹謗(ひぼう)中傷を防止するための啓発事業に取り組む。15日に特設サイト「優しさは、心を結ぶ。」を開設するほか、新聞やテレビ、ラジオ、インターネットなどの広告やCMを活用し、呼び掛けを強化する。

 特設サイトには、相談窓口や県からのメッセージを掲載。また、サイト上のハートマークをクリックすることで、クリック数に応じた小さなハートが大きなハートを形作る。県民同士の絆を表現し優しさや励ましの気持ちを発信する。累計クリック数も表示される。広告は7日以降、新聞やインターネット、公共交通などに掲載する。

 県は「いつ誰が感染してもおかしくない中で、誹謗中傷は何も生まない。思いやりや優しさをハートに託して広げてほしい」(男女共生課)としている。15日以降に「福島県 優しさは心を結ぶ」で検索すると特設サイトが表示される。

 新型コロナ感染者らに対する誹謗中傷を巡り、県は専用の電話窓口を設けている。県職員が相談に応じ、会員制交流サイト(SNS)の書き込みの削除方法といった具体的な助言などを行う。特に悪質なものについては県警などの関係機関を紹介し、法的措置を含めた橋渡し役を担う。相談受け付けは平日午前9時~午後5時で、電話024・521・8647。