伝統受け継ぐ7000本の菊 10月10日から「二本松の菊人形」代替

 
会場の準備をする関係者=8日、二本松市

 霞ケ城公園菊花展は10日、二本松市の同公園で開幕する。新型コロナウイルス感染症の影響で来年に延期された「二本松の菊人形」に代わって開かれる展示会で、「菊のまち」の伝統を受け継ぐ約7000本の多彩な菊花をそろえ、来場者を迎える。

 菊花展は、菊花の衣をまとった人形で物語を再現する菊人形の規模を縮小し、二本松菊花品評大会を中心に展開する。高い栽培技術を持つ二本松市民が手塩にかけて育てた菊ばかりで、開幕当初は早咲きの大菊などが見ごろ。20日ごろには1本の茎から千輪の花を咲かせる「千輪咲」も登場する予定になっており、紅葉に染まる霞ケ城を彩る。

 8日には、主催の二本松菊栄会の会員らが搬入された菊を見栄えよく配置するなど、会場設営を進めた。会期は11月15日まで。時間は午前9時~午後4時。入場無料。問い合わせは二本松菊栄会へ。