阿武急10月31日全線再開 台風被災の富野ー丸森間、減便運行

 

 伊達市の阿武隈急行は8日、昨年10月の東日本台風(台風19号)による影響で不通となっている富野(伊達市)―丸森(宮城県丸森町)間の約15.4キロの運転を、31日に再開すると発表した。同区間が運転再開されると、阿武隈急行はおよそ1年ぶりに全線再開となる。

 同社によると現在、同区間の崩れた斜面やあぶくま駅(宮城県丸森町)のホームなどの復旧作業が進められている。

 再開後も一部の作業が継続されるため、来年3月ごろまで平日は上下線各3本、土、日曜日、祝日は同各7本に本数を減らし、減速して運転する。

 台風の被害により、工事が必要となったのは約50カ所で、9月末時点で43カ所の工事が完了している。6月からは、乗客を乗せずに電車を運行する回送運転を始め、全線再開に向けた準備が進められていた。

 31日は丸森駅で午前10時10分から出発式が行われる。運行再開は、上り線は同10時42分(同駅発)、下り線は同11時21分(梁川駅発)から。