化学物質災害に備え訓練 いわき市消防本部大隊部隊がテロ対策

 
負傷者の救出訓練に取り組む隊員たち

 いわき市消防本部は6日、同市平下荒川のいわき陸上競技場駐車場で市内の全5消防署でつくる大隊部隊の運用訓練を行った。参加者が化学物質による災害発生時の連携態勢を確認した。

 来年の東京五輪・パラリンピックを前に、テロ対策として化学物質などの災害に備えようと実施した。訓練は、不審者が建物内で有毒な化学物質をまいて複数の負傷者が出た想定で、市消防本部と各消防署から55人が参加した。

 参加者が現場の情報集約や指示の伝達を行う指揮隊、救助者の除染作業を行う「除染テント」の設置部隊などに分かれて実施した。

 負傷者の受け入れ態勢が整った後、防護服を着た救助隊が現場に突入。検知器で化学剤の数値を確かめながら、迅速に救出した。