「赤べこグッズ」販売!竹細工店・竹藤 絵はがきやシールなど

 
「かわいいイラストをきっかけに、竹藤の建物を知ってほしい」と話す笠間さん。手前が竹藤オリジナルデザインの赤べこポストカードとシール

 会津若松市の竹細工店・カフェで、国登録有形文化財に登録されている「竹藤(たけとう)」は、同店と赤べこをデザインしたオリジナル絵はがきなど、赤べこグッズの取り扱いを始めた。

 販売しているのは、同店の前で赤べこが竹を積んだ荷車を引いている図柄のオリジナル絵はがきやシール。赤べこを描いたエコバッグやバッジ、マグネットなどもあり、来店者の目を引いている。いずれのグッズも、「会津や福島県が大好き」で、赤べこグッズを作りネットで販売しているブケ・南口(なんこう)・エミリーさん(31)=横浜市、フランス出身=がデザインしている。

 創業1841(天保12)年の老舗とエミリーさんの「コラボ」は、フェイスブック(FB)上での交流から実現した。同店が改装費の一部を募ったクラウドファンディングの出資者が、同店の笠間和歌子さん(48)にFB上でエミリーさんを紹介。エミリーさんが赤べこグッズを作っていると知った笠間さんが、竹藤のグッズを依頼した。

 江戸時代に同店が竹問屋で、牛が竹を運んでいたことから、エミリーさんがその歴史をかわいらしいイラストで表現した。エミリーさんは「どうしたら江戸時代と赤べこをマッチングできるのか考え、いろいろ調べた」と話す。笠間さんは「細かいところまでイメージを再現してくれた」と喜び、イラストを通して「若い人に竹藤の建物を知ってほしい」と期待を寄せる。

 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため「会津が好き、という人ほど来訪を控えていると感じる」と笠間さん。エミリーさんとも、大多数のクラウドファンディング出資者とも顔を合わせたことがなく、やりとりはFBでのみ。「会ったことはないけれど、会津を思ってくれている人たちのパワーを感じています」と、コロナ禍の中で、全国からの応援の力を励みにしている。

 問い合わせは竹藤(電話0242・22・1068)へ。エミリーさんのホームページ(メリエマリスで検索)でもグッズを販売している。