『3密ならない食事会場』人気!修学旅行生が若松のホテル利用

 
修学旅行生の食事会場として利用されている会津若松ワシントンホテル

 修学旅行シーズンが本格化する中、会津若松市のJR会津若松駅近くにある会津若松ワシントンホテルが「3密」にならない食事会場として人気を集めている。

 新型コロナウイルス感染症の影響で春は修学旅行がなかったが、秋は観光地の同市に大勢の修学旅行生が訪れている。自主研修として各班で行動し、食事場所は自分たちで選ぶケースもあるが、店舗によっては「密」になることもあることから、同ホテルに「密にならずに食事はできるか」という問い合わせが寄せられているという。

 同ホテルでは、これまで修学旅行生が食事する機会はほとんどなかったが、この秋は一日に複数の学校が食事する日もある。到着時に検温や消毒を徹底しているほか、密を避けるテーブル配置とし、卵や乳製品などのアレルギー対策にも配慮している。

 8日は宮城県栗原市の若柳小と栃木県真岡市の真岡東中の2校が食事し、ソースカツ丼と郷土料理の「こづゆ」を味わった。若柳小の男子児童(6年)は「ソースがおいしかった。全員一緒に食べられるので楽しい」と笑顔を見せた。同校の高橋伸校長は「密になることを心配する保護者の方もおり、こうした形もいいのでは」と話した。

 同ホテルの武田修社長は「安全・安心を提供して地域貢献したい。子どもたちが来ると活気が戻った気がする」と話している。