いわき題材アニメ、市出身者ら制作へ 福島ガイナが講義や助言

 
助言を送る吉田さん(左)と浅尾さん(左から2人目)

 いわき市出身の高校生、大学生ら若者が、同市を題材にしたアニメーション作品制作に取り組むプロジェクトが11日、同市で始動した。参加者約20人は講義を通して専門家からアニメ制作のノウハウを学び、一から作品を完成させる。

 市やいわき商工会議所などでつくるいわきアカデミアの主催。アニメーション制作会社の福島ガイナが協力する。来年2月までに計8回の講義を予定しており、同月に作品の中間発表が行われる。プロジェクトでいわきアカデミアは、将来的にアニメ作品コンテストの開催や公的機関のPR映像の制作なども想定している。

 初日は福島ガイナ社長の浅尾芳宣さんとアニメーションプロデューサーの吉田啓祐さんが講師を務めた。浅尾さんは伊達市が舞台のアニメ作品「政宗ダテニクル」を活用した同市の地域おこしの取り組みなどを紹介。吉田さんはアニメ作品が完成するまでの工程を分かりやすく解説した。2人は「作品制作には多くの人が参加する。コミュニケーション能力も必要」などとアドバイスを送った。

 参加者は業界の第一線で活躍する2人の話を聞きながら、これから生み出す作品について考えた。次回は25日にいわき市で開かれ、参加者がストーリー構成について学ぶ。