福島大の食農サークル、地元野菜の菓子出品 18日にアキフェス

 
イベントに向けてお菓子の開発を行う学生ら

 福島大食農学類の学生ら約20人で今春発足した「食農カフェサークル」が、福島の豊かな食の発信に向けて奮闘している。18日には福島市で開かれるイベント「アキフェス」に地元野菜を使って開発したお菓子を出品する計画で、学生らは「コロナに負けずに頑張っている福島の食について、いろいろな人に知ってほしい」と意気込む。

 サークルは4月に誕生し、学生らが市内の農家から規格外の農作物を譲り受け、それらを加工・販売する活動に取り組んでいる。昨年9月ごろから、食農学類2年の学生(20)らが設立に向けて話し合いを開始。この春に本格的始動の予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大で活動自粛を余儀なくされた。

 活動自粛中も部員たちが考えたお菓子を自宅で作り、SNSなどを通じて発信してきた。自粛が解除されると、市内の農家から譲り受けたモモを使ってパウンドケーキやクッキーなどを作り、9月には田村市で開かれたイベントで販売した。

 イベントでは約100個用意したお菓子がすぐに完売した。学生は「4月からちゃんとした活動ができなかったので、このような反応をもらえて励みになった」と振り返る。

 現在は市内で栽培されたトマトやカボチャを使ったお菓子の開発に当たっており、18日のイベントまでに完成させる予定だ。

 学生らが開発したお菓子などが販売される「アキフェス」はJR福島駅東口で午前10時から。