新型コロナ、身近な医療機関に「相談」 11月から福島県新態勢

 

 県は11月1日、新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行に備えた新たな相談態勢を整える。従来の新型コロナに対応した帰国者・接触者相談センターに加え、かかりつけ医など身近な医療機関に電話相談できる仕組みを設け、地域で相談から診療、検査まで受けられるようにする。15日に県庁で開かれた医療調整本部会議で示した。

 県は、発熱などの症状があった場合、医療機関の受診前に帰国者・接触者相談センターに電話するよう呼び掛け、相談内容に応じて帰国者・接触者外来など新型コロナの検査が可能な医療機関を紹介してきた。

 11月以降は、かかりつけ医など身近な医療機関に電話で相談するよう変更となる。かかりつけ医が新型コロナの検査をできない場合、別の医療機関を紹介する。帰国者・接触者相談センターは「受診・相談センター」に名称を変更。かかりつけ医がいない人の電話相談に応じる。県と中核市は、診療所など県内約200の医療機関と新型コロナの検査に関する契約を結んでいる。県はこれらの医療機関や既存の帰国者・接触者外来などを、新型コロナに感染した疑いのある患者に対応した「診療・検査医療機関」に指定、同センターなどと連携しながら適切な医療機関を患者に紹介する。

 県は「新型コロナとインフルエンザの症状の見分けは難しい。検査に協力してもらえる医療機関をさらに増やしたい」としている。