郡山感染...9月以降53%「駅前由来」 クラスター新たに2店舗

 

 郡山市のJR郡山駅前の飲食店で9月1日~今月11日に新型コロナウイルスに感染したとみられる患者数が32人に上り、家族や知人、会社の同僚ら15人に感染が広がっていたことが分かった。同期間の市内の感染者数は計88人で、家族らを含めた「駅前由来」の患者が全体の53%を占めた。

 駅前の飲食店2店舗で新たに、5人以上の感染者が確認されるクラスター(感染者集団)が発生していたことも判明した。市は接待を伴う飲食店を対象に行っているPCR検査の期間を1カ月延長して11月末までとするなど、駅前での感染拡大防止対策を強化する。

 市は厚生労働省のクラスター対策班の支援を受けて12~15日に疫学調査を行った。市によると、新たにクラスターが発生した飲食店はキャバレーなどのように接待を伴わない店舗。市は現時点で、この2店舗から感染が拡大する恐れはないとしている。

 市によると、15日現在のPCR検査の申込人数は約500人。市は順次検査を進めており、結果が出そろい次第、対策班に分析を依頼する。新たな感染防止対策として、駅前にある保育施設や高齢者施設の職員を検査する。郡山駅前の接待を伴う飲食店の従業員が子どもを預けている施設なども対象に加える。