きらびやかに復活!太鼓台ひき回し 「二本松の提灯祭り」気分

 
改修できらびやかになった太鼓台を披露したひき回し

 二本松市の秋の風物詩「二本松の提灯(ちょうちん)祭り」が中止となる中、同市の松岡町内会と若連は17日、改修を終えた太鼓台をお披露目するためにひき回しを行った。祭りばやしとともに、提灯をともした太鼓台が町内を練り歩き、住民に祭り気分を届けた。

 松岡町内会は、5年計画で金箔(きんぱく)を塗り直したり幕を新調したりするなど太鼓台を改修した。改修は提灯祭りに合わせて行うが、祭りが中止となり披露の場を失った。このため祭りばやしを継承するために9月から週3回、練習に励む小中学生約40人の成果発表を兼ねてひき回しを実施した。

 ひき回しは、小学生と中学生に分けて昼と夜の2回実施。町内約2.5キロを2時間ほどかけて練り歩いた。昼は提灯を外して運行し、きらびやかによみがえった太鼓台の姿を住民に披露した。夜は約300個の提灯をともし、すぎなりを高々と上げた太鼓台が夜の街を彩った。

 あいにくの小雨となったが、沿道には大勢の住民らが詰め掛けた。今年の二本松はコロナ禍で伝統の秋祭りの中止が相次ぎ、どこか寂しげだ。そんなムードを一掃するように、威勢のいい太鼓の音と掛け声が町内に響き渡った。