ウミガメの浜守ろう いわきで環境学習、海水浴場のプラごみも確認

 
マイクロスコープを使って海岸の砂の中からマイクロプラスチックを探す参加者

 本県の海の現状などを考えるイベント「ウミガメへの手紙―浦島伝説の地・いわきより」が18日、いわき市で開かれた。子どもたちが、市内の海岸の砂からプラスチックごみが劣化して細かくなった「マイクロプラスチック」を探す活動などを通して環境保護の大切さを学んだ。

 同市で2018(平成30)年に開かれた世界水族館会議のアフターイベント。県内の小学3年~中学3年の児童生徒と保護者22人が参加した。

 参加者は、ウミガメの産卵が確認された同市の新舞子ビーチ海水浴場でごみを拾い、美化活動に取り組んだ。またアクアマリンふくしまでは、マイクロスコープを使って同海水浴場で採集した砂にマイクロプラスチックが含まれていることを確認。同館で飼育されているアオウミガメを見学するなどして、生物が安全に暮らせる環境について考えた。

 岩田雅光同館統括学芸員は「マイクロプラスチックの問題は身近に迫っている。海がだいぶ汚れているので、今のうちから対策が必要だ」と解説した。参加した船引小5年の女子児童(10)は「砂を集めている時は、マイクロプラスチックが見つかるとは思わなかった。プラごみを減らしていかなくてはならないと感じた」と話した。

 イベントはアクアマリンふくしま、福島中央テレビ(中テレ)、福島民友新聞社いわき支社などでつくる実行委員会の主催。