実習林の場所、年内決定へ 測量や伐採など学ぶ、県林業研修施設

 
松崎部長に要望書を手渡す宮田町長(左)

 県は、2022年度の完成を目指す林業研修施設の研修場所となる実習林について、年内に少なくとも1、2カ所の設置場所を決める。松崎浩司県農林水産部長が、宮田秀利塙町長からの要望の中で明らかにした。研修施設は林業の人材を育成するため、郡山市の県林業研究センター内に新設される。

 実習林は、樹木の測量や伐採などについて研修する場所として県内に複数、設置される予定だ。

 松崎部長は現在、周辺に宿泊施設があるなど実習林に必要な条件を整理している段階とし「来年4月から短期研修を始めるので、少なくとも1、2カ所は年内に決めたい」と説明。

 また実習できる森林の有無を市町村に聞いたところ、塙町も含め12市町村から情報提供があったことも報告した。

 宮田町長は塙町湯岐地区の町有林の活用を要望した。木材生産に必要な実習ができるほか、林道などの森林土木実習も可能な地形になっていると説明。「林業事業体や宿泊施設など町内には研修を支援する態勢が整っている」と利点を強調した。松崎部長は「要望を参考に、しっかりと考えていく」と答えた。