「北会津ワイン」ネット販売に活路 コロナ禍で売り上げ、観光客減

 
インターネット販売が始まった北会津ワイン

 JA会津よつば(会津若松市)が今月から、公式オンラインショップで会津若松市北会津町の観光農園「大竹ぶどう園」で醸造された北会津ワインを販売している。新型コロナウイルスの感染拡大による同園の売り上げ減少を受け、販路拡大のためのネット販売に乗り出した。

 同JAによると、同園は1893(明治26)年からワインを製造している。「マスカット・ベリーA」などワイン用ブドウを27アールで栽培し、ワインの醸造や瓶詰めまでを一貫して手掛けているという。主に地元の直売所やスーパーに出荷している。

 今年は新型コロナの影響で会津地方を訪れる観光客が減り、ワインだけでなく、同園で直売しているブドウの売り上げも落ち込んでいた。

 ネット販売するのは主力商品の赤ワインで、送料込みで1本500ミリリットル2600円、12本2万2000円。1年を通して販売する計画。同園の大竹利幸さん(41)は「(ネット販売で)努力して造ったワインが全国の消費者に届く機会が増え、ありがたい」と話している。

 ワインは同JA本店敷地内の直売所でも購入できる。問い合わせは同園など同市北会津町の観光農園でつくるフルーツランド北会津(電話0242・58・3646)へ。