表情が分かる「透明マスク」開発! 富樫縫製、子どもの成長に

 
開発中の表情が分かる透明マスク

 水着素材のマスクを製造、販売する富樫縫製(二本松市)は、透明なビニール素材を使って表情が見て取れるマスクを開発している。冨樫三由社長は「マスクの着用が幼児の言葉の発達に影響していると聞いた。子どもたちの健やかな成長に役立てれば」と話している。

 同社はいち早く水着マスクの製造を手掛け、これまで冷感素材を使った夏用マスクや、飲食やスポーツ時を想定した「スポーツ&ながらマスク」を開発し、利用者ニーズを捉えてラインアップを増やしてきた。

 表情が分かるマスクは、子どもは大人の口元の動きをまねて言葉などを覚えていて、マスクを着けることで保育現場で指導が難しくなり、子どもの成長に影響が出ていることを冨樫社長がニュースで知り、開発に着手した。

 フェースシールドに使うプラスチック素材や、新型コロナウイルスの飛沫(ひまつ)感染防止用に使われるビニールシートなどで試作。現在は着用しても肌触りが悪くなく、呼吸をしても曇らない素材とデザインを検討中だ。顔に密着する部分や耳当てに布素材を使って着け心地に気を配っている。

 新しいマスクは近く、同社のオンラインショップで販売する予定。問い合わせは同社ホームページからメールで。