コロナ禍、ITが果たす役割探る 会津フォーラム、初オンライン

 
特別講演し会津大の新型コロナへの対応を紹介する宮崎理事長

 IT(情報技術)に関わる企業人や研究者がITの未来を語り合う「会津IT秋フォーラム」は23日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、初めてオンラインで開かれた。参加者がウィズコロナの時代にITが果たす役割を語った。

 フォーラムは、会津大などが会津をIT先進地(聖地)としてブランド化しようと2007(平成19)年度から毎年開いている。今回のメインテーマは新型コロナ感染拡大を踏まえ「NEW LIFE STYLE×ICT」とした。宮崎敏明理事長・学長と、日本マイクロソフト執行役員・最高技術責任者の榊原彰さんが特別講演した。

 宮崎理事長は、新型コロナへの対応で遠隔授業を導入したことに触れ「座学は(遠隔でも)いいが、コンピューターの実習は対面でやらざるを得ない」と述べた。人工知能(AI)がクマを検知して近隣住民に警告するシステムや、eスポーツの選手育成など会津大の取り組みを紹介した。

 榊原さんは、コロナ禍で運輸、航空など物や人の移動を伴う産業が苦戦を強いられていると指摘。ほかの感染症の流行に備え、リモートや自動化など「技術の強度」を高めることが必要だと強調した。