故坂本九さん長女・大島花子さん...優しい歌声 本宮でコンサート

 
優しい歌声で会場を包み込んだ大島さん

 故坂本九さんの長女で歌手の大島花子さんは17日、本宮市のオーブでチャリティーコンサートを開いた。昨年の東日本台風による水害からの復旧、復興を願って「上を向いて歩こう」などを披露し、市民に元気を届けた。

 大島さんは小学6年生の時に日航ジャンボ機事故で父を亡くした経験から、家族の絆や命の大切さを伝えようとカバー曲やオリジナル曲を歌って全国でコンサートを開催している。東日本大震災後は県内でも広く活動してきた。

 この日は「見上げてごらん夜の星を」「上を向いて歩こう」などのほか、父にゆかりのある美輪明宏さんの「ヨイトマケの唄」などの曲を優しい声で歌い上げた。大島さんは「父を亡くした悲しみは今も残っている。心の傷も簡単に消えるものではないが、音楽が水害や新型コロナに立ち向かう、皆さんの活力になればうれしい」などとエールを贈った。コンサートはモットコムもとみやの主催、福島中央テレビの共催、報知社会福祉事業団の後援。

 コンサートの収益金は本宮市に寄付された。席上、大島さんが高松義行市長に浄財を手渡した。

 大島さんは同日夜に行われたみずいろ公園のライトアップ点灯式でも歌声を披露した