夜はいろりに火...野口英世の生家 猪苗代の記念館、初の夜間見学

 
いろりに火が入った夜の野口英世の生家を見学する参加者=24日午後、猪苗代町

 猪苗代町の野口英世記念館で24日、夜間に来場者を受け入れるナイトミュージアムイベントが行われ、参加者はいろりに火が入った野口英世の生家を見学した。同館での夜間見学は初の試み。

 旅先で休暇を過ごしながら仕事をする「ワーケーション」の環境づくりを進める観光推進事業「ワーケーション・リゾート裏磐梯」の一環で行われた。イベントには県内外から約20人が参加。はじめに同館を運営する野口英世記念会の竹田美文理事長(元国立感染症研究所所長)が、新型コロナウイルスなど感染症をテーマに館内で講話した。

 この後、参加者はランタンを手に英世が少年時代を過ごした様子を再現した生家へ移動。いろりには火がともり、同記念会の野口由紀子総務課長が英世と家族の絆や生家での暮らしを説明。参加者は、左手の大やけどなどのハンディをはねのけ、黄熱病研究などにその身をささげた英世の生涯に思いをはせた。