「浜の駅松川浦」オープン!相馬・尾浜地区 地元の海産物並ぶ

 
大勢の来場者でにぎわう店内

 東日本大震災で被災した相馬市尾浜地区に25日、相馬復興市民市場「浜の駅 松川浦」がグランドオープンした。地元で水揚げされた海産物や土産品が並んでおり、にぎわいづくりや風評払拭(ふっしょく)など復興の象徴としての役割が期待される。

 施設では、水産物のほか、地場農産物や地元商品を販売、相馬の水産物を中心にした食堂「浜の台所 くぁせっと」を設ける。年間9万8800人の来場、2億5000万円の売り上げを目標とする。

 開店から大勢の人が訪れ、ずらりと並んだカレイやタコなどを買い求めた。ホッキの即売やマグロの解体ショーも行われ、威勢のいい呼び込みの掛け声が響いた。家族で訪れた郡山市の会社員男性(38)は「沿岸部に楽しめる施設ができてうれしい。また訪れたい」と話した。

 施設は津波で流失した水産物直売センターの代替施設として市が整備。完成により、市の復興関連整備事業が一定の節目を迎えた。オープニングセレモニーでは、立谷秀清市長が「地域振興や風評払拭への攻めに転じる象徴としたい」とあいさつした。

 営業時間は直売施設が午前9時~午後6時、食堂は午前11時~午後3時。