「山中千尋さんコンサート」11月28日開催 楽都・郡山でジャズ

 
11月に郡山市でコンサートを開く山中さん

 郡山市生まれで、郡山フロンティア大使を務めているジャズピアニスト山中千尋さんのコンサート「みんなのミュシャとジャズ」が11月28日午後5時から、同市のけんしん郡山文化センター中ホールで開かれる。

 12月12日から郡山市立美術館で開かれる「みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ―線の魔術」にちなんだコンサート。注目は、画家ミュシャと同じチェコ出身の作曲家スメタナの「わが祖国」より「モルダウ」のジャズアレンジ。ほかにも珠玉の名曲を披露する。

 コンサートは会場鑑賞に加え、有料でインターネット配信も行う。チケットは会場鑑賞が3500円、ネット配信が1500円で、会場鑑賞のチケットは同文化センター、うすい百貨店など、ネット配信はチケットぴあで扱っている。問い合わせは福島中央テレビ(電話024・924・1100。平日午前10時~午後5時)へ。

 山中さん「故郷での演奏、光栄」

 山中さんは福島民友新聞社のインタビューで、郡山市への思いやコンサートの意気込みを語った。

 ―郡山への思いは。
 「郡山で生まれ、小さいころは郡山で過ごした。おぼろげだが当時の記憶もある。クリエーティブな人々が多く、どんどん発展しているイメージ。故郷に戻って演奏できて光栄だ」

 ―ミュシャが米国にいた20世紀初頭にジャズが誕生した。
 「さまざまな人種が集まり、民族の音楽とクラシックが合わさり、化学変化によってジャズが生まれた。多様性がある米国は、ジャズが生まれる土地だったといえる。ミュシャもジャズを聴いたのではないか」

 ―「モルダウ」のジャズアレンジを演奏する。聴きどころは。
 「スメタナは民族色の濃い音楽を作っており、ジャズに通じるものがある。今回の演奏では、誰でも『モルダウ』だと分かるようなアレンジになる」

 ―公演の意気込みを。
 「久しぶりの故郷での演奏。機会をいただき感謝している。ミュシャとジャズの関係をひもとくようなコンサートにしたい。絵画も音楽も楽しんでほしい」