帰ってきた!名物「凍天」 国見SA・下り線、変わらぬ味表現

 
「揚げたてを食べてほしい」と話す曳地副支配人

 あの味が帰ってきた―。9月29日に開店した東北道国見サービスエリア(SA)下り線で注目を集めているのは昨年事業を停止した「木乃幡」の名物「凍天(しみてん)」。販売する国見名鉄レストランの曳地正美副支配人は「復活できて良かった。SAの看板になった」と語った。

 曳地副支配人によると凍天は昨年4月まで飲食コーナーで販売されていたが、木乃幡の事業停止を受けて原材料などが入らなくなり、販売できない状態が続いていた。その後、福島市の会社が木乃幡の権利を買ったことからSAの改装に合わせて復活できたという。

 「凍天は作り方が難しい」と話す曳地副支配人。過去に国見名鉄レストランの社員が木乃幡の福島店で凍天の作り方を学んだことがあった。その技術が引き継がれ、復活した今も変わらない味を表現できている。

 土、日曜日は凍天を求める客で行列ができるほどの盛況ぶりで、1000個以上売れる日もあったという。曳地副支配人は「1時間待ちのときもあるが、それでも買ってくれるお客さまがいるのはうれしい」と笑顔を見せる。

 凍天は同SAの「串の棒BEN―K」で販売されている。1個200円。曳地副支配人は「凍天はここでしか味わえない。運転の休憩がてらに立ち寄り、揚げたてを食べてほしい」と呼び掛けた。