幸楽苑HD、医療従事者応援へ 「ロカボ麺」売り上げ寄付

 
医療従事者の応援プロジェクトを発表する新井田社長(左)と笹川常務理事

 ラーメン店を展開する幸楽苑ホールディングス(HD、郡山市)は29日、日本財団(東京都)と連携し、新型コロナウイルス感染症に対応している医療従事者の応援プロジェクトに乗り出すと発表した。

 麺に含まれる糖質を60%カットした「ロカボ麺」商品の売り上げの一部を財団の基金に寄付する。財団は、医師らが乗って訪問先でPCR検査を行う車両の整備に活用する計画だ。

 幸楽苑HDは今月、利用客が全ての麺商品を通常麺とロカボ麺(ラーメンは100円増、つけ麺は150円増)から選べるようにした。同HDは経営理念の一つに健康への貢献を掲げており、約3年かけてロカボ麺を開発した。

 また同HDは、自社製品のレトルトカレー「らーめん屋さんのカレー」5000食と袋麺「幸楽苑 中華そば」5000食の計1万食を、財団を通じて医療従事者に贈る。寄贈先は、福島医大病院など感染症の患者を受け入れている全国の救急医療機関を予定している。

 新井田昇社長は東京・六本木の幸楽苑六本木店で開いた記者発表会で「厳しい環境で営業しているが、最前線で活躍する医療従事者を少しでも応援したい」と語り、財団の笹川順平常務理事に目録を手渡した。