平商高生ら食パン開発 いわきライキの米粉使用、11月から販売

 
食パン開発に携わった平商高の生徒

 福島県いわき市のスーパーや食品製造業者と平商高の生徒らがチームを組み開発に取り組んできた、市産コシヒカリ「いわきライキ」の米粉を使用した食パンが完成した。11月1日からスーパーのマルトで販売する。

 食パンの名称は「PILINA(ピリナ)」。ハワイの言葉で「絆」や「つながり」を意味しており、「食べた人が笑顔になるように」との願いを込め、同校生徒たちが名付けた。米粉10%を配合した食パンは、もちもちとした食感や甘みが特徴で、生でも焼いてもおいしく食べられるという。生産を請け負う山崎製パンによると、高校生と共に食パンを開発するのは全国でも珍しい取り組み。

 企画開発には同校3年生19人が、課題研究の授業の一環として参加。パッケージも同校生徒たちが試行錯誤して考案した。ハワイの海を思わせる青を基調とし、ハイビスカスなどをあしらった。販売用のポスターやポップのデザインも生徒たちが手掛けた。

 開発に携わった同校3年の生徒3人は26日、市役所を訪れ、清水敏男市長に完成を報告した。3人は「ふわふわもちもちの食感でおいしく出来上がった。たくさんの人に買ってほしい」と話した。マルトの安島浩社長らが同席した。

 食パンはいわき市と茨城県のマルト37店舗で販売される。1斤6枚入りで、税別148円。販売開始日の11月1日は、高坂、草野、城東の各店で生徒たちがPRする予定。