郷土料理「ベンケイ」味わって 相馬農高生、相双食材で弁当開発

 
開発に携わった生徒

 相馬農高は浜通りを中心にした農産物や水産物を使った弁当「ふくしまイノべんとう」を開発した。27日、完成発表会が開かれ、相双地方の食材を生かした弁当がお披露目された。

 開発したのは食品科学科の1~3年生10人。同校のICT(情報通信技術)を活用した農産物栽培の取り組みなどに注目した福島イノベーション・コースト構想推進機構の協力を得た。

 生徒は「相双地区らしさ」をテーマにおかずを考案。大根や芋がらを使った南相馬市原町区萱浜地区の郷土料理「ベンケイ」を中心に、同校のICT農場で栽培したパプリカ、浜通りで水揚げされた白身魚などを詰めた。ふくしま応援シェフの松崎博一さんらの指導の元、7月末から開発を進めてきた。

 代表の生徒(2年)は「ベンケイを知ってもらおうとこだわった。復興の思いを込めた弁当を食べてほしい」と呼び掛けた。弁当は11月16日に富岡町で開かれる「スマート農業・先端技術体感フェア」で限定販売される。