「ボンズ君うちわ」で応援! 和紙を使用、でんでん太鼓のような音

 
2種類のうちわを持つ大内取締役(前列右)、品川市長(同中央)、蒲田営業部長(後列右)ら

 店舗、住宅の内装工事などを手掛けるアサヒ研創(郡山市)は、県産木材と海老根伝統手漉(てすき)和紙を使用したバスケットボール福島ファイヤーボンズの「ボンズ君応援うちわ」を商品化し、試合会場で販売している。でんでん太鼓のように軽快な音が出る商品は、声援を送れないコロナ禍の試合会場で人気を博している。

 同社が特許庁による「福島知財活用プロジェクト事業創出実証研究事業」を活用し、昨年グッドデザイン賞に選ばれたうちわを「ボンズ応援仕様」として、ボンズを運営する福島スポーツエンタテインメントと共同製作した。

 和紙を重ねて柿渋を塗ることで強度を増し、振ると音が出るタイプと、マスコットキャラクター「ボンズ君」を木でかたどり、和紙が光に透けるタイプの2種類ある。

 両社の関係者は10月26日、郡山市役所に品川萬里市長を表敬訪問した。大内和也アサヒ研創取締役は「地元の素材を使って地域全体を盛り上げたいと思った。見て、触れて笑顔になれる商品になった」と話した。蒲田俊彦福島スポーツエンタテインメント営業部長は「興奮度合いを選手に伝える手法がない中、試合会場ではブースター(ファン)にもいい反応をもらった」と手応えを語った。

 アドバイザーを務めた有限責任監査法人トーマツ(東京)の増山達也ビジネスプロデューサー、大内正アサヒ研創社長、県知財総合支援窓口の田島隆博さんが同行した。

 音が出るタイプは3900円、透けるタイプは1900円。